Clever LoveStory
みのりは想像していたより、もっと綺麗な声だった。
そして俺のファンだって改めて感じた。
みのりの嬉しい気持ちが直に伝わってきて、びっくりした。

体弱いって・・・俺、学校は?なんて無神経なこと言っちゃったな。

明日。メンバーに相談しようか。みのりのこと。
電話なんてするなって怒られるかな。

ふわふわした気持ちであれこれ考えていると、そのまま眠りについていった。





「えぇぇ~~!!」
「おまえら、うるさいよ!」

俺は赤面しながら叱った。
スタジオいっぱいにメンバー達の叫び声が響いたから。
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