Clever LoveStory
「あのね、私がなんでメイク勉強するために専門学校いくか知ってる?」
「?」
「いつかプロになって、Clever専属のメイクになるため。」

続けて忍も話し出す。

「俺がなんで英語勉強できるような大学受験したか知ってる?」
「?」
「Cleverが海外進出したとき、俺が通訳するため。」

奈津の気持ち
忍の気持ち
嬉しすぎて言葉が出てこなかった。

「ありがと・・」

その一言が精一杯だった。

「前にも言ったけど、みんな佳人をCleverを認めてるから。」

忍の言葉にまた声が詰まる。

僕がこんなにも2人に大切されてるって知らなかった。
忍も奈津も大好き。


僕は僕の歌を作り続けるよ。

自分自身のため
Cleverのため

そして大好きなふたりのために・・・





Fin


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