Clever LoveStory
詠二先輩は俺に背を向けて、手のひらをひらひらさせながら去っていった。
やっぱりかっこいいなぁ・・・
俺はいつか先輩みたいな男になる!
あ、やばいやばい。

「登吾!」
「おう、新。」
「今日の部活ミーティングだって。行くぞ~」
「マジで?ちょっと待ってて。」

登吾。高校で知り合って、今では親友。
Cleverの練習にも着いて来たりしてメンバーとも仲良しだったりする。



「詠二のバカ!」
「おい、有紗待てよ!」


バタバタバタ・・・・どんっ!

「あ、ごめ・・・」

ぶつかって来たのは有紗先輩だった。
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