Clever LoveStory



数日後

「新!ちょっといいか?」
「詠二先輩!どしたんですか?」

昼休憩に俺のクラスまで来た詠二先輩。
いつもより少し元気がなさそうだった。

「俺たち、別れたから。」
「・・え?」
「なんかお前には心配かけちゃったから、報告な。」
「・・・」

言葉に詰まった俺の頭をわしゃわしゃと撫でて、詠二先輩は友達の元に帰っていった。

先輩たち、マジで別れちゃったの?
有紗先輩、美人なのに・・・
俺、かなり好みだよ?
別れたって・・・いや、マジで?!
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