Clever LoveStory
「じゃ、俺も一緒に聞きに行くから。」
「マジで?!ありがと!」
「ったく、世話の焼ける・・でも今の新『恋する乙女』って感じ。」
「俺は男だよ。」
「そうだっけ?」

とぼけてニヤつく登吾の肩を殴り、有紗先輩を探しに行く。
やっぱり登吾に相談してよかった。
いつもはヘラヘラしてるけど、いざとなったら登吾に限るね。
よし、たとえ先輩がライバルでも自分の思いに正直になる!
有紗先輩は俺のことなんとも思ってないだろうけど、でも俺は好きだから。
男に二言はない!!
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