姫系☆プリンス
「ちーちゃんおはよー」
「おはよって…あんたどうしたの??」
ちーちゃんは私に顔を
向けたまま驚いている。
まあ当たり前なんだけど。
「泣きすぎた…」
「はあ?」
昨日はずっとないてて
まともに寝れてないし、
今日朝鏡みて自分でも
驚いたぐらいだ。
「怖いを通り越して気持ち悪いんだけど…」
「言い過ぎだよっ!」
気持ち悪いって…
それくらいひどく見えるのかな…?
私は急いで手で目を隠す。
「もーっそんなことしても意味ないって!とにかく何があったの??」
「岡田に告白された。」
「うん。」
うんって…え?
なんでちーちゃん無表情なの??
少し経ってからちーちゃんが口を開いた。
「どうせあんたの事だから冗談だとでも思ったんでしょ」
「ええ!なんで分かるのっ」
ちーちゃんはやっぱりと
呟いてため息をついた。