姫系☆プリンス
カランカラン
喫茶店の扉を開けるとベルの音が軽快に鳴った。
「綺麗なお店だねー」
「だね、あたし一回入ってみたかったんだあ」
ここのお店は広すぎず狭すぎず造りが木造になっている。
お店の中は少し薄暗くてとても落ち着いた気分になる。
「ゆーちゃん何頼むの?」
咲ちゃんがメニューをパラパラ捲りながら聞いてきた。
「んー、このフルーツケーキ頼もうかな」
「わぁー美味しそう‥悩むー」
メニューに載っているものは全然美味しそうで咲ちゃんがこんなに悩んでる気持ちも少しわかる。
「お待たせしましたー」
「美味しそーっ」
結局咲ちゃんはチョコパフェを頼んらしく。
「てゆかそのパフェなんか量多くない?」
「えー?まあ3人分の多いさらしいから」
「は?」
「まあ3人分とか余裕ー!」
ちょ、何この子怖い本当なんなの