桜色の恋
その後も無駄話してたら、み~と春海が来た。

「さゆり~帰るよ~!」

『はぁい!ってか春海たちまだ喧嘩してんの?』

そう。この二人またまた睨めっこ始めちゃってるよ…

『じゃぁ颯ちゃん駿ちゃんまたね~!』

って颯ちゃんたちに手を振りながら、春海を引っ張りながら教室に戻った。

「さゆり、その学ラン返さなっくて良いの」



『あっ!忘れてた。』

タイミングばっかり考えってたら返すの忘れちゃったー!

大変だ~どーしようどーしようって春海の顔見てたら

「たっく。休み時間に返しに行くしかないでしょう!?仕方ないから付いててあげるよ。未来も行くでしょう?」

「うん行く行く!」

『春海、み~ゴメンね休み時間まで付き合ってもらちゃって…』

「いいよいいよ。もう慣れたし。ね?」

「うん。自然的に慣れるよ。」
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