一生分の恋を君に−

「どどどどうしたんですか?東条先生」

「?新輝君なにどもってるの?」

「ククク。いや明日のことでね。クスクス
優香ちゃんちょっと新輝君借りていい?」
「あ…はい。じゃぁ新輝君また明日ね」

「あぁ。明日は俺が会いに行くから」

笑いかけながら言うと優香ちゃんはニコニコしながら出て行った
内心はなに邪魔してんだよ東条め!と毒づきながら

「ごめんごめんすぐ終わるから」

「何笑ってんすか!」

「いやぁ…まさか新輝君に嫉妬されるとはねぇ。好きなんだ?優香ちゃんのこと」

「悪いっすか?」

「いや。全然そんなことないよ恋愛は自由だし」

「でなんすか?!貴重な時間を邪魔してまで伝えたいことって!!」

イヤミを込めて言うと東条先生は困ったなぁなんていいながら明日の検査について話しだした
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