一生分の恋を君に−
コンコン−
いつもと同じはずなのに
やけにノックの音がデカく感じた
少しして優香ちゃんの声が聞こえた
「どうぞ」
「ごめん、さっき修一連れてって」
「全然大丈夫だよ〜仲良くなったんだね」
「アハハまぁ…」
「どうしたの?なんか元気ないよ?結果が悪かったの?」
不安げな顔でこちらを見てる優香ちゃん
結果?…検査の結果か!
「全然!大丈夫だったよ」
「本当!?よかったぁ」
「あのさ…話があって…」
「何?」
ベッドの横にある椅子に座って優香ちゃんの手を握る
1回深呼吸をしてから優香ちゃんの顔をみて言った