一生分の恋を君に−

「あのさ、優香」

「へ?…え!?」

「って呼んでいい?」

「うん!」

俺は耳まで赤くしながら優香にそう聞いた
片手で手を握ったままもう片方で優香の頭を引き寄せて自分の胸の中に抱えたとき

ガラガラ−

「「「え?」」」

俺と優香ともう一人女の人の声が聞こえた扉をみると30代後半らしき雰囲気の人がこちらを凝視していた

「お母さん!!」

お母さん!!優香のお母さんか!
急いで手を離して立ちあがる

「こんにちは!」

「あら…こんにちは〜優香の彼氏さんかしら?」

上品な微笑みを浮かべながら聞かれる

「あ…はい。」

「まぁ…こんなカッコいい人ゲットして。やったはね優香」

「エヘヘ〜」

それから優香と優香のお母さんと話たあと家に帰った
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