一生分の恋を君に−

幸のち曇り


あれから2ヶ月
俺と優香は順調に日々を過ごしてる
途中、優香に俺のことを呼び捨てにするように言ったのに優香は新輝とは呼んではくれない
不満といえばそれぐらいだし
普通にラブラブな感じ
修一ともすっかり仲良くなって2人で遊んだりもするぐらいだ

いつものように病室に向かう
ドアの前に来てノックをする

「…」

?返事がねぇな…

「優香?」

不審に思ってドアを開ける
俺の目の前には涙を流して泣いている優香
なにがあった?!
急いで優香のところに行く

「どうした優香?!何かあったのか?」

「新輝君…ッ」

「どうした?とにかく落ち着け」

背中を撫でながら涙を拭ってやる

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