Milky Way
初めての私を気遣うように彼は指先で内壁を擦りあげる。

そして中を解いていった。

「ショウゴ…おねが…っ、は…」

「うん、俺も限界だから。」

指を抜くとショウゴは服を脱いだ。

バスケで鍛えられた体。

そして私を包むように覆い被さる。

私の体はショウゴの愛撫のせいで限界を迎えていた。

奥の方が疼いて仕方がない。

ショウゴは私の両足をさっきよりも開かせる。

視線を感じる下部がさらに濡れた。

そして彼のものが私の下部へとあてがわれる。

(熱い…)

「琴、いくよ。」

優しく頭を撫でてくれる。

「…うん。」

私が答えると同時に彼が私の中へと入ってくる。

「ッ!…痛ッ…!!…ショウゴ…無理…ッあっ!」

指とは比べ物にならない質量に私はショウゴの背中に爪を立てた。

内部が圧迫される。

額からは汗が滲んだ。

「琴…っ!ゆっくり…するから…ッ、な?」

ショウゴも額に汗を浮かべ、顔を歪めていた。

彼の手が指を絡ませ、私の手を握る。

ゆっくりと中へと入ってくる彼に私は涙が止まらなかった。

ショウゴが息を吐く。

「全部入った…琴、分かる?」

彼は私の目尻にキスをして涙を拭う。

「うん…」

そう私が答えると彼は私に何度も何度もキスを降らせた。

そしてゆっくりと動き出す。
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