Milky Way
朝起きたら昨夜と同じ体勢のままだった。
胸の中でシンが寝息を立てている。
涙が出た。
軽く彼女の髪の毛を撫でると私はこの幸せを噛み締めて再び瞼を閉じた。
どうかただの幸せな夢でありませんようにと…そう祈りながら。
「…と」
声が聞こえる。
「…と…起きて…」
(…もうちょっとだけ。)
「琴、起きて」
(この声…)
「っ!」
私は一瞬で飛び起きた。
「おはよう。」
目の前でシンが笑ってる。
「おは…よう。」
まだ起きたてで眠気眼の私。
―チュッ
小さな音を立ててそっと私の唇に触れたシンのそれ。
眠気なんて一瞬で吹き飛ぶ。
「な…っ!///」
「えへへっ♪」
いたずらな笑顔の彼女は嬉しそう。
私は恥ずかしくて俯いたら、シンが私の頭を撫でた。
「琴、かわいい~♪」
すっかり元に戻ってしまった。
以前の私たちのように。
(昨日は今まで見たことのなかったシンを沢山見れたのに。)
彼女のペースにすっかりと巻き込まれている私は少しだけ心の中で拗ねてみる。
胸の中でシンが寝息を立てている。
涙が出た。
軽く彼女の髪の毛を撫でると私はこの幸せを噛み締めて再び瞼を閉じた。
どうかただの幸せな夢でありませんようにと…そう祈りながら。
「…と」
声が聞こえる。
「…と…起きて…」
(…もうちょっとだけ。)
「琴、起きて」
(この声…)
「っ!」
私は一瞬で飛び起きた。
「おはよう。」
目の前でシンが笑ってる。
「おは…よう。」
まだ起きたてで眠気眼の私。
―チュッ
小さな音を立ててそっと私の唇に触れたシンのそれ。
眠気なんて一瞬で吹き飛ぶ。
「な…っ!///」
「えへへっ♪」
いたずらな笑顔の彼女は嬉しそう。
私は恥ずかしくて俯いたら、シンが私の頭を撫でた。
「琴、かわいい~♪」
すっかり元に戻ってしまった。
以前の私たちのように。
(昨日は今まで見たことのなかったシンを沢山見れたのに。)
彼女のペースにすっかりと巻き込まれている私は少しだけ心の中で拗ねてみる。