☆秘密な恋愛☆PART1
「紗羽~あと2分だよっ!あの先生時間には厳しいんだからっ」
「ちょっとまってっι」

もう…っ由奈早いからー…

バサッー…っ

って…教科書落としちゃったし…
「紗羽ーっ!何やってんのさっι」

「ごめんねっ?」

もうっ…
私ってほんとドジだよねぇ~…

私が、教科書を拾ってると

「早く行ったほうがぃぃんぢゃねぇ?友達行っちゃったけど、」

「えっ!?由奈のバカ~っ泣 あっ!佑陽くん、ぁりがとぉっ」
佑陽くんが、教科書を拾ってくれた。
で、私は急いで走った。

「…笑 おもしろいな、あいつ。」


矢崎佑陽。
一年の頃、私と同じクラスメートだった1人。
見た目は黒縁メガネをかけて、どちらかと言うと、優等生っぽい感じで。

学校には来ていたけど、休んだり途中で帰ったりすることが多かった。
でも、成績はいつもトップのほうで、真面目なのか不真面目なのか、よくわからない感じでー…
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