☆秘密な恋愛☆PART1
【佑陽】


「佑陽、帰んのか?」

「んー。じゃあな♪」

休み時間になって、オレは帰る準備をして、廊下にでた。

「紗羽~何やってんのさっ」

「ちょっと待ってっ…」

オレが廊下を歩いていると、教科書を床にバラまいている紗羽がいてー…

(何やってんだ、あいつ…ι)

とりあえず、一緒に教科書を拾った。

「早く行った方がいいんじゃねぇ?友達行っちゃったけど」

「えっ?もう由奈~っ…ありがとう佑陽くんっ」

そう言い、先を急ぐ紗羽。

「…面白いな、あいつ…」
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