☆秘密な恋愛☆PART1
「ほら、」

「…ありがとう」

ベンチに座り、佑陽くんは飲み物を買ってきてくれた。

「…なんかごめんね?」

「いーって。面白いもん見れたし笑」

「面白いって…」

私は本気で怖かったのにっー…

「紗羽まぢで、あーゆー系ダメなんだな?」

「うん…小っちゃい頃、お化け屋敷で迷子になって…それで…」

「ふぅーん。じゃぁ、克服しにもう一回っ…」

「佑陽くん!?」

「嘘だって笑。…それ飲んだら、あれな?」

佑陽くんが指したのは…観覧車ー…
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