視線の権利
女の子友達
あの
撮影のあとは
アキノはハイになってたけど
私はグッタリ
モデルさんて偉いなあ
撮影後は打ち上げで鍋をご馳走になり
会社からしこたまサンプル品をいただき
すぐ寝たかった
けど
肌手入れをアキノが見逃すワケもなく
洗顔していたらアキノが先にお風呂に入る、って
「ねーアキノ~、バスルーム広いし一緒に入らない?」
洗顔料の泡を落としてアキノに声をかけると……。
「イヤ! 絶対イヤ!」
「いやヘンな意味じゃないよ」
鋭い拒絶に私はオタオタ。
「ケイナ、ごめん。アタシ、彼氏になる人にカラダ見せるのも……勇気いるんだ」
「そういえば修学旅行でお風呂の時さ、裸見られたくないってラストにタオル巻いて入ってる女の子たちいたよ。こっちこそゴメン」
「うん。お風呂、待ってて」
「ゆっくり入ってよ。アキノのうちだし」
あんなにスタイルがいいアキノ。
派手な割には微妙に露出おさえたファッションは会社だから、ってだけじゃないのかな。
わかんない。
みんなコンプレックスってあるんだなあ。
さて。化粧水パックしてお風呂待とうっ。
撮影のあとは
アキノはハイになってたけど
私はグッタリ
モデルさんて偉いなあ
撮影後は打ち上げで鍋をご馳走になり
会社からしこたまサンプル品をいただき
すぐ寝たかった
けど
肌手入れをアキノが見逃すワケもなく
洗顔していたらアキノが先にお風呂に入る、って
「ねーアキノ~、バスルーム広いし一緒に入らない?」
洗顔料の泡を落としてアキノに声をかけると……。
「イヤ! 絶対イヤ!」
「いやヘンな意味じゃないよ」
鋭い拒絶に私はオタオタ。
「ケイナ、ごめん。アタシ、彼氏になる人にカラダ見せるのも……勇気いるんだ」
「そういえば修学旅行でお風呂の時さ、裸見られたくないってラストにタオル巻いて入ってる女の子たちいたよ。こっちこそゴメン」
「うん。お風呂、待ってて」
「ゆっくり入ってよ。アキノのうちだし」
あんなにスタイルがいいアキノ。
派手な割には微妙に露出おさえたファッションは会社だから、ってだけじゃないのかな。
わかんない。
みんなコンプレックスってあるんだなあ。
さて。化粧水パックしてお風呂待とうっ。