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「では、足を台の上に掛けて下さいね」


カーテンの向こう側に居た

看護婦さんの指示通りに足を乗せた



暫くもせず先生がカーテンの向こう側にやって来た



「椅子が動きますからね」



看護婦さんが言い終わるのと同時に

診察台が右回りし45度の位置で止まった


ちょうど腹部にカーテンがかかり

爪先までがカーテンの向こう側に居る状態



つまり・・・すっぽんぽんの部分だけが

先生と看護婦さんに丸見えなのだ
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