47
13日の木曜日は
刻々と近付いてきているのに
暗い霧の中をさ迷っている気分だ
順応出来ていない気持ちを隠し
「・・・ありがと」
『無理しちゃ駄目だからね!!』
強い口調だけど
亜矢夏らしい労りの言葉を貰って
電話を切った
ソースがベッタリ付いたお皿を
テーブルの上に置いたまま
私は煙草に火を点け
ベッドに入り込んだ
刻々と近付いてきているのに
暗い霧の中をさ迷っている気分だ
順応出来ていない気持ちを隠し
「・・・ありがと」
『無理しちゃ駄目だからね!!』
強い口調だけど
亜矢夏らしい労りの言葉を貰って
電話を切った
ソースがベッタリ付いたお皿を
テーブルの上に置いたまま
私は煙草に火を点け
ベッドに入り込んだ