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私ばかり働いて

私ばかり家の事して

私ばかりお金出して

私ばかり・・・・・そう思ってしまう





「だよね」


『何であんなやつ好きになっちゃったんだろ』


「彼、優柔不断だもんね」


『はあ〜あ…』



早紀は重い溜息を吐き



『私って男運ないのかな、見る目ないのかな』




同感だよ、早紀





早紀の爆発と共に私も放出し終えると

何とも言えない気分になった





部屋の中をウロウロしながら話ていたけれど

少し落ち着くとベッドへ腰掛け

枕元に置いてある煙草の箱に手を伸ばした




箱から1本取り出し口へくわえ

百円ライターがシュボッと音を立て

赤い火が揺らめくのを見ていた
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