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もう一伸びをして

真っ暗だった部屋に明かりを呼んだ



慎司は眩しそうに眼を細めたけれど気にしない


もうお昼寝はおしまい!




外からの闇を遮断するように

カーテンをピシャリと閉め



「ご飯にしよっか」



いつまで経ってもベッドの中で

モゾモゾしている慎司を置いて

晩ご飯の支度を始めた
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