デビュー!?
―もう、我慢できないね?
―僕が変わってあげるから 休んでて?
「僕のことは、君らには関係ないこと。だから教える義理なんてないよ?」
「もう、一人の…」
「ていうかさぁ?君ら僕のことを聞く前に自分らの名前くらい名乗れば?」
「知らなかったんですか…」
「はぁ?君らになんて興味ないね。
…てか、自意識過剰もいいとこだよ」
「そんなつもりはないのですが…そう聞こえてしまいましたか」
「ねぇ…馬鹿にしてる?」
「いいえ…」
「ちょっと!落ち着いてよ!
ごめんね?わたし、殊羽」
「僕は波琥☆」
「…悠真」
「麻希」
「…知紗です」
「…深闇」
「名前あんだ…」
「自分でつけた…」