本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
日付印を押し終わったら品出しをします。

 
先ずは新刊を平台に新刊案内の立て見出しを付けて並べます。




前に置いてあった商品でスリップの日付の古い物は一冊棚に有るかを確認。


無かったら一冊棚に差して後はストックに在庫として保存。


花子は黙々と作業に打ち込みましたよ。




これでも仕事人間。




「あのぅ・・・」




「はいっ」




声を掛けられて振り向きましたよ。




「・・・」





「この間、頼んでいた本が届いたって昨日電話貰ったんだけどありますか?」



花子またまたキュンです。



ダーリンですよおっ感激です。



「いらっしゃいませ。レジでお預かりしております。」



「そうですか。ちょっとまだ見たい物があるから後で行きます」



「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ」



「ありがとう」




今度はダーリンはニッコリ笑顔を返してくれました。


花子はダーリンの立ち去る背中を穴が開く程見つめましたよ。


ダーリンちらっと花子に目を向けると少し笑った様な?




いゃん素敵です太郎さん






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