本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
ダイエット作戦は続く
朝から何故か気分のいい花子。
 
朝から幸せを呼ぶオトイレ掃除に気合いが入ります。


歌なんか歌ってしまいますよ。


夕べのヨガの呼吸がぁ良かったのかも。


でも固い身体がちゃんと曲がってくれるのだろうかぁ。

心配ですよ。

まぁやれば何でも出来る花子きっとやり遂げてみせますよ。

さっSマートに行かなくては
 


先ずは昼間のお仕事ちゃんとこなさないとね。





可愛い笑顔でお客様をお迎えしますよ。


いらっしゃいませませぇってね。



「おはよ!小池ちゃん。今日もキラキラか?」


野菜売り場の那須さんですよ。


「おはよ那須さん。今日はぁピカピカですけどねピカピカっ」



「アハハピカピカかぁ。口紅薄いんとちゃうか?若いんやしもっと赤いのつけんといかんやぉ」




「だってぇ派手になりたないしプルプルで綺麗やんかぁ」



花子は化粧を初めても何故か薄い顔にしてしまうんや。



素っぴん歴が長いからなぁ。


最近、誰にも何も突っ込まれ無くなったよ。

うーんアイシャドウの色変えようかなぁ


花子はレジを打ちながら化粧コーナーが気になるよ。


水色にしてみるかなぁ?

夏メイクだわ



Sマートの仕事が終わり私服に着替え本屋のバイト行くまでの30分が花子のフリーTIME。

時間が有りませんよ。急いでテナントの化粧品売り場に行きました。

花子は冒険しますよ。

水色のアイシャドウとピンクの口紅購入


早く久美子先生に教えて貰わないと

それにもしかしたらダーリンがぁ来るかもしれないしとか思ったりとか・・・

勝手に盛り上がる花子の気持ち。

はぁ切ないなぁ




恋って

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