本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
仕事を休むには先ずは出勤一時間前に電話で本人が連絡。
当たり前
でも花子は夕べの事件で何時までも携帯電話に手が伸びません
布団の中でモゾモゾと嘘の理由を考えますよ。
①恋の微熱が出たので休みます。
②緊張してお腹が緩いので休みます。
③理由も無く休みます。
④まっさんと会いたくないから休みます。
どの理由も会社を休むには理由にならないなぁ?
まぁ④は事実な理由であるけど。
言える訳なし。
花子ピンチです!
いつの間にか時間は悶々と過ぎ去り。
あと20分程で花子のタイムカードを押す時間は過ぎますよ
花子の家はSマートに出勤する道のり約30分
間に合わねぇ。
ので諦めてSマートに欠勤のお知らせを。
トゥルル−トゥルル−
「お電話有り難うございますSマート松本ですっ!」
ぶはっ
出たのは、まっさんじゃんかぁ
花子は何故か胸がキュンとするハズも無く怒りがまた込み上げて来ましたよ
「あの?Sマートです」
「知ってますぅ!接客サービスの小池です今日は気分が悪いから休みます。以上!」
「・・・」
「では宜しくお願いいたしますっ!」
花子は一方通行で欠勤の電話を切りました。
何でやろ花子泣いてしまってますよぅ。