本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
まっさんの歌うこの歌はとても優しくて切ない空気を醸し出し。
花子はまっさんを繁々と見詰めていた。
そんな花子の顔をまっさんは真剣に見詰め。
ププハァハハぁ~
花子、何かツボに入ったか!
ウケル。
ププハァハハぁ~
まっさんよ。
真剣な顔がウケルんよ。
きもぉ〜ぃ
と思った瞬間
まっさんは花子の腕を掴むとカラオケボックスを後に外に飛び出た
カラオケボックスに残された[松本の会]のメンバー数名。
またまっさんの勝ち目の無い喧嘩と思ったらしく慌てて花子達を追いかけて来た。
まっさんは凄い力で花子を引っ張り何故か追いかけて来た皆から隠れた。
「何すんのよ」
「小池さん。たまにはいいですよね?」
そう言いながら怪しい笑顔で1人頷くとまっさんは近くにあった県立高校の裏門を飛び越え・・!
「まっさん。それは無理やろ」
「あっ。無理やね」
まっさんよ。
も少し痩せたら成功するでよ。
え?
まっさんが何したか?
高校の裏門を飛び越えようとしたけど。
体が重いのか飛び越えられへんかってんよ。
オモロイ飛び越え呆れてしまった花子はまっさんに聞いた。
「まっさん、何がしたかったん?」
そう聞かれたまっさんはモジモジしながら口を尖らせこう言った。
「暑いから、小池さんとプールに入ろうかと・・で後であんな事したいなとか」
まっさんよ。
あんたアホやろ?
[車の中で隠れてキスをしよう]をリクエストしたのは朝出勤時間に車の中で聞いてたからやで。
多分、花子がそれを望んでると勘違いしたん?
まっさんと、キスなんて一生したらんからな!
と怒りながらまっさんの頭をポカポカ叩き天使になってる花子をまっさんは叩かれながら何時までも嬉しかったりしたそうな。