本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
「鍋ちゃん。あんな言っていい噂と悪い噂あんねんで仕事やりにくいやんかもう」


そう言いながらも花子は胸が何だかソワソワしているよ。


はっあかん!




「小池が違っててもまっさんは真面やで。多分やけど怪しいで」




鍋ちゃんはそう言って花子の前で美味しそうにアイス珈琲をすすった。


ズズズ・・・





ため息がバレない様に花子は席を立ちその場を離れたよ。


そんな風に見られてたなんて失敗です


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