愛は要らない【番外編】


目が覚めると、枕が濡れていた

怖い夢でも見たのだろうか?

よく覚えていないが・・・


「今、何時・・・?」


枕元の時計を手にして、綾野は時間を確認する


「4時か・・・。準備しないと」


ベッドを降りて、綾野はふと日付をカレンダーで確認した


「24日・・・?あれ・・・?」


考え出して、綾野は頭が痛くなる


「来てないけど・・・。ううん、違うよね。ちょっと遅れてる、だけ」


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