愛は要らない【番外編】


悩んでいると、専務室のドアがノックされた


「こんにちは、結子さん」

「申し訳ありません!お出迎えできませんで」


綾野の登場に、結子が慌てる


「別に大丈夫ですから。出迎えてもらわなくても」


むしろ、出迎えないでほしい


「綾野、僕には挨拶なしなんだね」

「・・・・・・アルバイトを探してみたのだけど、何か良いところを知らない?」


とりあえず、遥の要求を無視して、綾野は話を切り出す


< 9 / 103 >

この作品をシェア

pagetop