愛は要らない【番外編】


「わ、悪かったよ」

「それで済ませる気?人のファーストキスを奪って起きながら!」


逃げようとする青年の服を掴み、遥野は力一杯文句を言い続ける


「責任とるって言ったの、忘れたの?!」

「分かった、分かったから!ちょっと、移動しよう」


人目が気になり、青年は遥野を駅の外へと連れ出した






「俺はトージ。冬の路って書いて、【冬路】」


近くのファーストフード店に入り、青年は自己紹介をする


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