GG
転校生
結論から言えば、今日はいつもとは明らかに違う点があった。
その日の朝も僕は自転車に乗って、8時ピッタリに登校した。
いつものように移動する僕の後ろには女子の群れもあり、いつもの様に中充もニヤニヤ笑って僕の悩みを茶化した。
ついでにいうならいつも僕が昼食として買っているうぐいすあんパンも売り切れてはいなかった。

じゃあなんなのかというと、転校生が来たのだ。
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