jkですけどなにか?①


あたしは


近くを


見回した。


『あの人…


ぽくない?


ちょっとキミ!


あの人?』


『…っ


理香子…!!』


『間違いない?


じゃあ行くよ』


『あの…』


さっきの男が


あたし似の


同姓同名に


声をかけた。


『え?


まさか…


貴くん?』


『そうだよ!


内山 貴史


-ウチヤマ タカシ-


だよ!!


よかった…


ずっと探してたよ


理香子…』


『貴くん…


ごめんね


親の転勤で……


貴くんに言ったら


寂しく


なっちゃう


から……』


『いいよ。


会えてよかった』


< 21 / 43 >

この作品をシェア

pagetop