純粋姫と爽やか王子
「ンン~」
爆睡中でいると
「華~いい加減起きなさい。」
としびれを切らした母が叫んでいた。
そんなのお構いなしに尚も寝続ける私は違和感で目を覚ました。
「ンン~なんで私の部屋に翔にぃと隼にぃが居るの」
と寝ぼけた声で言うと
『だって華おきないんだもん』
と笑顔で言ってきた
「いつも勝手に入んないでよ」
と目を覚ました私は怒鳴っていた
そして兄たちを追い
出し、今日から通う
椿姫高校の制服を着て朝食を食べるためにリビングに向かった。
リビングに着くと 「華ネェ~オハヨー」
と目を擦りながら言ってきた柚輝
「柚輝オハヨー」 と笑顔で返した。
そして朝食を食べて
家を出た。