大切なキモチ




触れた部分には拭いきれなかった涙があった。





「なんでそんなに泣くの?」



私より少し背の高い上田君は私を覗き込むように聞いてきた。








「・・・・家では泣きたくないから。」




< 13 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop