大切なキモチ



国語の授業中、先生に指された私は教科書を持ち上げ音読を始める。



「聞こえませーーーん。」



クラスメイトの カジが声をあげた。





あ、もっと大きな声で読まなくちゃ。



私はさっきよりも声を大きくしてもう一度教科書を読む。




< 5 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop