カナリアンソウル
『てかあんたこのクラス?』
「ちっがいまぁ〜す☆あたし三つ隣ぐらいのクラスだもん」
こんな派手な人うちのクラスで見たことないし。
居たらすぐに分かるハズだ。
『なんでこの教室に居んの?』
しかもあたしの前に。
「サボり魔どーし仲良くしよ♪あたし、果穂。宜しくね!あんた、結衣でしょ?」
あたしの名前知ってんのかい。
「結衣だって髪とかヤバイじゃん。校則違反で怒られないの?その銀髪」
彼女はくりくりの目を細めて、並びの良い白い歯を出して笑った。
噂は消えても、噂で付いたイメージは消えない。
このときのあたしは皆の敵。
ぶっちゃけクラスに居場所ない感じで、しかも。
いつかは自分に皆が付いて来るとか思ってて、めっちゃダサかった。
問題無かったってのは、無関心なんかではない。
どっかで、この展開を期待してる自分が居ただけだった。
『憧れてたんだよね。高校入ったら髪染めて遊びまくるの』
「あたしもぉ☆まぁ、あたしの場合は元カレと一緒に染めたんだけど。もう意味無いみたいな?」
『ふ〜ん。この学校?』
「うん、先輩なんだ」
「ちっがいまぁ〜す☆あたし三つ隣ぐらいのクラスだもん」
こんな派手な人うちのクラスで見たことないし。
居たらすぐに分かるハズだ。
『なんでこの教室に居んの?』
しかもあたしの前に。
「サボり魔どーし仲良くしよ♪あたし、果穂。宜しくね!あんた、結衣でしょ?」
あたしの名前知ってんのかい。
「結衣だって髪とかヤバイじゃん。校則違反で怒られないの?その銀髪」
彼女はくりくりの目を細めて、並びの良い白い歯を出して笑った。
噂は消えても、噂で付いたイメージは消えない。
このときのあたしは皆の敵。
ぶっちゃけクラスに居場所ない感じで、しかも。
いつかは自分に皆が付いて来るとか思ってて、めっちゃダサかった。
問題無かったってのは、無関心なんかではない。
どっかで、この展開を期待してる自分が居ただけだった。
『憧れてたんだよね。高校入ったら髪染めて遊びまくるの』
「あたしもぉ☆まぁ、あたしの場合は元カレと一緒に染めたんだけど。もう意味無いみたいな?」
『ふ〜ん。この学校?』
「うん、先輩なんだ」