カナリアンソウル
『言いたいことなんてねーよーだ』


「うっそだ〜、」


『うそじゃない!』


「ほら、そんな顔してないでお兄様に話してみな?」


『ばか?』


「ばか同士仲良くする?」


『うざい』


陸斗は軽く方眉を上げて横目であたしを見たあと、笑って言った。


「明日学校来いよ」


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