カナリアンソウル
家に帰ってベッドにソッコーダイブした。
今日のこと良く考えたら、マジあたし最悪な人だよ。
ホント気分冴えない。
罪悪感。
『あー…』
めんどいこと考えても仕方ない!
そう思ったとき、突然携帯の着信が鳴った。
ディスプレイには“明希”の名前。
『もしもし、明希?』
「おー。どうしてた?チョー久しぶりじゃん」
『久しぶり、だ、ね』
ホント久しぶり。
明希の声、凄く懐かしく感じる…
「暇だろ?相手してよ」
『…暇人の相手する程、暇じゃないよ』
「分かった。切る」
『まって!冗談!あたしも暇だった!』
焦るあたしを想像したのか、電話の向こう側から笑い声が聞こえた。
『最近なにしてた〜?』
「ん?リンゴ剥く練習」
『リンゴ…?』
「うん。誰かさんが来なくなったから、母さんに買ってきて貰った。」
あ。
…あたしか。
『今度買ってくよ』
「明日」
…え?
『明日?』
「うん…、約束」
『分かったよ』
明希が我が儘言うなんて珍しい。
我が儘にも入らない小さなことなんだけどね。
今日のこと良く考えたら、マジあたし最悪な人だよ。
ホント気分冴えない。
罪悪感。
『あー…』
めんどいこと考えても仕方ない!
そう思ったとき、突然携帯の着信が鳴った。
ディスプレイには“明希”の名前。
『もしもし、明希?』
「おー。どうしてた?チョー久しぶりじゃん」
『久しぶり、だ、ね』
ホント久しぶり。
明希の声、凄く懐かしく感じる…
「暇だろ?相手してよ」
『…暇人の相手する程、暇じゃないよ』
「分かった。切る」
『まって!冗談!あたしも暇だった!』
焦るあたしを想像したのか、電話の向こう側から笑い声が聞こえた。
『最近なにしてた〜?』
「ん?リンゴ剥く練習」
『リンゴ…?』
「うん。誰かさんが来なくなったから、母さんに買ってきて貰った。」
あ。
…あたしか。
『今度買ってくよ』
「明日」
…え?
『明日?』
「うん…、約束」
『分かったよ』
明希が我が儘言うなんて珍しい。
我が儘にも入らない小さなことなんだけどね。