秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

「侑姫ちゃん、あの……俺、今日は断ろうか??せめて明日とか…」


困った顔をアタシに向け一生懸命気を使ってくれる。


「ありがと、純君。でも大丈夫だよ」


だってアタシは女優だもん。


キスをするのはアタシじゃなくて志月。


大丈夫。


アタシは匡を嫌いになったわけじゃない。




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