秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

純君は壁に寄っ掛かって携帯をいじくってた。


「侑姫ちゃん?目覚めたの?裸足でどこ行くつもり??まだ休んでないと…」



「匡は??緋山匡はどこ?今すぐ会いたいっ…!」



「まずは靴を履きなさい。緋山君の病室ならそれから……あっ!!」


靴なんかいつでも履けるの!!


今は……


靴なんかより匡の事が……




匡が……




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