秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下
「あ……頭……」
頭……イタイ……
「どうした侑姫??」
「っん、頭……イタイの……」
「待ってろな、今ナースコール押すか「大丈夫っ!部屋戻って、冷やすから……また、来るね」
緋山匡の病室を出ると部屋の前に純君がいた。
「どうしたの、侑姫ちゃん!!」
純君の顔を見た時、安心しきってアタシは頭を抱え込んだまましゃがんでしまった。
「……頭…イタイの……!!」
こんな酷い頭痛初めて―……