秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

「とりあえず病室戻ろう。多分まだ山下さんいるはずだから!!」




「ん……。」


それから病室へ帰ると純君の言った通りまだ山下ってゆう看護婦がいた。



「乙宮さん!どうされたんですか??」


アタシのちょっとおかしな様子に気づき、足早にアタシの方に向かってくる。



「ちょっと、こんどは酷い頭痛がするそうで……」


純君が状況説明をする。


「今、山下先生呼んできます!!」


パタパタとやけに可愛らしい音を立てて看護婦は部屋を出ていった。



山下、山下この病院は山下一家に乗っ取られてるの??


あ゛ー、紛らわしい、イライラする!!


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