秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

「ないです」


ってアタシが答えたら即座に純君が遮った。


「さっき吐きました、少し……思い出してしまったようで……」


余計な事ばっか言いやがって。


「そうですか、じゃあ、お薬出しときますね」




「あの!アタシいつまでここに入院するんですか??まだ続きが…」


仕事が……


「そうですね……病状次第ですが、あんまり焦らないでください」


でも大体とか……


全然わかんないの??


焦るに、決まってるじゃん。


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