秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

一応確認、と最後に付け足して純君は言った。


「わかってる、緋山匡はライトが、アタシは健康状態が、って理由ね!!」


最後に病室をふりかえる。


ドアの所には先生と奥さん。


「数日間ですが、お世話になりましたホントにこの数日間でアタシ沢山成長出来たと自負してます!!」

お辞儀して言った。

「ははっ、乙宮さんぽいね」


「また何かあったらいつでも電話でもなんでもしてくださいね」


奥さんの桜さんってゆう看護婦さんとは、日に日に仲良くなり、なかなかセンスも良くてアドと番号もちゃっかり交換した。

年下のアタシなんかにも敬語を使ってくれる聖母のような人。


「はい!!本当にありがとうございました」


アタシがまた背中を見せて歩き出すと純君もそこそこに2人に挨拶をしてアタシの後に着いてきた。
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