秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

「おはようございます、乙宮さんの担当をすることになりました、山下と言います」

アタシはとりあえずよくわかんないけど黙って先生の話を聞く。


「外傷は見たところ膝の擦り傷だけみたいだけど他に痛いところ、あるかな??」


……擦り傷……

そういえば……

確か!!


「あっっっ!!匡!!純君、匡は!?緋山匡は!?」


久しぶりの長い睡眠時間ですっかり忘れちゃったけど、緋山匡はアタシを庇って照明が……









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