秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下
「どちら様って……貴様こそ何処のモンだよ??侑姫をすっかり飼い慣らしやがって」
……まさかのやっさん……??
こえーわ。
なんか知らない人っぽい。
でもアタシの熱狂的なファンて感じではないよね……
「私は乙宮のマネージャーを務めさせて頂いてます、宮野純です」
はっきりと純君は言った。
「マネージャーさんか!!いやぁ、いつも侑姫がお世話になってて…彼氏かなんかかと思って突っかかって……さーせん、ほんと」
さーせん、て……100%謝る気ないな……
「いや、それはいいんですが、あの失礼ですがうちの乙宮とどういったご関係で?」
あくまで、純君のトークは営業用。