秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下
でもいいや。
なんか気づいてないっぽいし。
これも兄貴が馬鹿だから。
馬鹿兄貴でほんとよかった!!
こんなヤツだったら一緒に暮らしていけるかも!!
ぶっちゃけ純君みたいな人は几帳面過ぎて合わないんだよねー、酒も飲めないし。
「じゃ、もぅアタシ寝るから兄貴もさっき言った部屋で布団敷いて寝てね、おやすみ」
これからはただいまって言っても、頂きますって言っても返してくれる人がいるんだ。
「ごめん、実は俺夜ご飯食ってない」
空腹で死にそう!と訴えてくる兄貴。
もう寝たいアタシ。
「……テーブルの上に玄米ブラウンがあるからそれ食べといて」
ごめんなさい、今からご飯は作りたくないの!
「わかったナリ~、おやすみゅんへん」
訳わかんない事ばっか言って、兄貴はキッチンに消えた。
「はいはい、おやすみ」
自分の寝室に入りながらアタシはちょっとだけ嬉しくなった。
なんか気づいてないっぽいし。
これも兄貴が馬鹿だから。
馬鹿兄貴でほんとよかった!!
こんなヤツだったら一緒に暮らしていけるかも!!
ぶっちゃけ純君みたいな人は几帳面過ぎて合わないんだよねー、酒も飲めないし。
「じゃ、もぅアタシ寝るから兄貴もさっき言った部屋で布団敷いて寝てね、おやすみ」
これからはただいまって言っても、頂きますって言っても返してくれる人がいるんだ。
「ごめん、実は俺夜ご飯食ってない」
空腹で死にそう!と訴えてくる兄貴。
もう寝たいアタシ。
「……テーブルの上に玄米ブラウンがあるからそれ食べといて」
ごめんなさい、今からご飯は作りたくないの!
「わかったナリ~、おやすみゅんへん」
訳わかんない事ばっか言って、兄貴はキッチンに消えた。
「はいはい、おやすみ」
自分の寝室に入りながらアタシはちょっとだけ嬉しくなった。