秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

「すみませんで済んだらケーサツ要らないんだよねぇ~」


たかが通行妨害ごときで警察沙汰??

いやいやいや、おかしいっしょ!


「良かったら先輩も座りませんか?」



隣の席を指して言った。

「アタシはアンタと違って忙しいの!!」


気を利かせて言ったつもりなのに。

それだけに言い放ってフンって鼻を鳴らして行ってしまった。


なんじゃアレ。


幼稚な人だなぁ。


超腹立つ。



しばらく後に水着で数枚撮ってからあがりになった。



「今日はもぅ帰りだっけ?」

不確かな記憶を手繰り寄せて純君に聞く。



「そうだよ。久しぶりにゆっくり休みな」


「やったー!久しぶりにDVD見て呑んで呑んで、オールナイトだあっー!!」


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