秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下

ガッツポーズして言った。

「いやいやいや、お酒はダメって言ってるでしょ。オールもダメ!!」




あ、間違えて口に出しちゃった…


純君はこーゆーのにうるさいのにぃ~


「わかってるわかってる」


仕事で培った嘘笑顔をコンマ1秒で作る。


「わかってないでしょ。もぅ、侑姫ちゃん暇さえあればそーやって不健康な体作りして…肌汚くなるよ」


別に汚くてもいいもんね!

人生楽しくてナンボでしょ。


「って!!ああ…今アタシ1人暮らしじゃないんだった・・・」


純君の車に乗り込みながら気づいちゃう。


「だからたまには掃除でもやって早く寝な」


そんな!せっかくの時間なんだもん! 

もったいない使い方できない。


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